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企業のための専門性を活かした派遣社員の選び方

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近年、専門性の高いスキルを持った人材を派遣社員として受け入れて、自社で不足している部分を補充したり自社にはないリソースを生み出すといった方法を採用する企業が出てきています。派遣会社も専門的なスキルの習得ができるように、さまざまなセミナー等の実施を行っていますし、多様な働き方の1つとして派遣を選ぶ人も増えてきています。そこで今回は、企業向けに専門性を活かした派遣社員の選び方についてご紹介していきます。

企業は派遣社員を選べない

派遣契約とは、派遣会社と派遣先の企業が結ぶ契約のことです。この契約の内容は、労務の提供を目的とするものなので、特定の労働者を派遣することはできなくなっています。つまり、派遣先の企業が労働者を選択して業務を任せることはできないということです。派遣会社は、派遣元の企業がどのような人材を求めているのかを事前に明確にしておきます。そして、自社に登録している労働者の能力を評価して、その企業に最適な人材を派遣するのです。

専門性の高い派遣社員を採用する方法

先ほどもお伝えしたように、基本的に派遣先企業が派遣社員を選んで受け入れることはできません。ただ、やり方によっては自社に合う優秀な人材を獲得しやすくすることもできます。そこでここからは、専門性の高い派遣社員を採用する方法をご紹介していきましょう。

必要とする専門性に強い派遣会社を選ぶ

派遣会社と一言でいってもその数はかなり多い上に、登録している人材やそのスキルは大きく変わります。自社に必要な専門的なスキルを持った方を受け入れたいのであれば、そのような人材をたくさん獲得している派遣会社を選択しなければいけません。例えば、エンジニアを獲得したいと考えている場合、総合的な案件を扱っている派遣会社を利用するよりも、エンジニア職に特化した求人募集を行っている企業の方がより高い確率でスキルを持った人材が派遣されてくるでしょう。このように、派遣会社を選ぶところから始まっているため、しっかりと吟味して選択する必要があります。

必要なスキルを整理してより具体的に伝える

派遣社員を受け入れる時には、事前に自社で任せたい業務内容を伝えた上で、それに合う専門的なスキルを持っている人材を派遣会社に紹介してもらうという形になっています。その時点で伝えた業務以外を任せることはできないのです。そのため、派遣会社に依頼する前にどんな業務を行いたいのかを明確にしておく必要があります。そして、その業務の内容や必要となるスキルをより具体的に派遣会社に伝えておけば、最適な方を見つけやすくなるでしょう。

紹介予定派遣を利用する

紹介予定派遣とは、一定期間派遣社員として就業したのち、企業と労働者の間で合意すれば正社員として雇用するという制度です。事前にその人の人柄や仕事ぶり、スキルを見た上で採用することができるので、長期的に人材を補充したいと考えている企業ではよく使われる方法です。この方法であれば、直接雇用が前提となっていることから派遣であっても面接を実施することが認められています。そのため、実際に労働者にあった上で紹介してもらうことができるのもメリットとなっています。

まとめ

いかがでしたか?基本的には、企業は派遣社員を選んで雇用することができない仕組みとなっています。しかし、事前に専門性の高いスキルを持った人材を多く抱えている派遣会社を利用したり、必要となるスキルを明確にしておくことで、自社に必要な人材を確保することが可能となります。長期雇用を前提としている場合は、紹介予定派遣という方法もあるので、どのような形が最適か検討してみましょう。 

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