近年、保育士への転職がアツい！保育士の需要が高まっている理由とメリットとは

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少子化が騒がれている今、子どもが減っているから保育士になるのは将来性がないかもしれないと不安になっている方もいるでしょう。しかし、保育士の需要はかなり高く、どこも人手が足りない状態となっています。その上、保育士にはさまざまなメリットがあり、将来性も高いということができます。そこで今回は、保育士への転職のメリットについて見ていきましょう。

保育士の需要が高まっている理由

少子化と言われている今でも、保育士の需要は高くて求人募集も多く掲載されています。そこでここからは、保育士の需要が高まっている理由について見ていきましょう。

共働きの世帯が増えている

ひと昔前は女性が家にいて、子どもの面倒を見るということが多くありました。しかし、近年は核家族化が進み、共働きの世帯が増えてきています。実際に厚生労働省が出している資料を見ると、2009年から2019年の10年間で共働きの世帯が200世帯以上増えています。共働き世代が増えるにつれて、出産の後には早めに仕事に復帰したい、保育園に預けて他の子ども達との中で協調性を身につけてほしいと考える親も多くなりました。このことで問題となっているのが、待機児童です。待機児童の問題がある限り、保育士の需要が少なくなることは考えづらいでしょう。

保育施設が新設されている

待機児童の問題が深刻になってきた今、どの自治体でも新たに保育施設を増設したり、保育士を増員して受入人数を増やすという対策を行っています。しかし、まだまだどの施設でも保育士の人数が足りず、人員不足となっています。実際に厚生労働省の資料の中にある保育士の有効求人倍率を見てみると、約3倍となっています。つまり、1人の求職者に対して3件以上の求人があるということです。待機児童の問題はどの地域も課題としてかかげているものなので、これから待遇がよくなる可能性も高いでしょう。

保育園以外の需要も高まっている

保育士が働くのは、一般の保育園というイメ―ジを持っている方もいるでしょう。しかし、最近は保育園以外にも、企業内の保育園やベビーシッターなどの需要が増えてきているので、保育士の働く場所が増えてきています。保護者の働き方が多様になっているこれからの時代には、保育士も自分にあった働き方を選ぶことができるでしょう。

保育士として働くメリット

保育士は需要が高いだけではなく、とてもやりがいを感じることができる仕事です。そのため、実際に転職しても自分らしく働くことができるでしょう。そこでここからは、保育士として働くメリットについて詳しく見ていきましょう。

子ども達の成長を間近で見ることができる

保育士として働くと、日々成長する子ども達の姿を誰よりも近くで見続けることができます。このような環境が他の仕事に比べてやりがいがあると言われています。子どもの成長は早く、少し前にはできなかったことが急にできるようになることもあります。そのような成長を親御さんと共有して共に分かち合えるのは魅力の1つでしょう。

専門性が高くニーズが高まると予想されている

保育士は、国家資格を持っていないとなれない仕事です。その上、保育施設が増えるにつれて徐々にニーズも高くなっています。そのため、今後は待遇や福利厚生が手厚くなることも考えられるでしょう。

さまざまな働き方ができる

保育士の資格を持っている方の働く場所は、保育園だけではありません。ベビーシッターや病児保育士など、自分の働く場所を自由に選ぶことができるようになっています。どの仕事もやりがいがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶようにするといいでしょう。　

一度現場を離れても復帰しやすい

保育士として働いていても、ライフスタイルの変更によって一時的に仕事を辞めなければいけないこともあるでしょう。しかし、保育士は元々共働きの人が仕事の間子どもを預ける場所なので、社会復帰にも寛容です。その上、国家資格なので一度現場を離れても社会復帰しやすい状態になっています。この点も大きなメリットと言えるでしょう。

AIが発達してもなくならない

近年、急速にAIが発達してきています。そのことにより、なくなる仕事が出てくると言われています。しかし、保育士は子どもの1人ひとりの個性や成長に合わせてサポートする必要がある仕事です。そのため、AIにとってかわられることもないでしょう。これからもなくならない仕事なので、安心してスキルを極めることができるでしょう。